藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱に巻き込まれた淳仁天皇、淡路で一生を終える

今日は何の日?

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8月1日の今日は何の日?

758年 舎人親王(とねりしんのう)の第七王子・大炊王(おおいおう)が即位し第47代天皇・淳仁天皇(じゅんにんてんのう)となる。

淳仁天皇 ~即位まで

在位 天平宝字2年8月1日(758年9月7日)-天平宝字8年10月9日(764年11月6日)

あまりなじみがない天皇ですね。

日本書紀の編集に関わった父の舎人親王の方が有名かもしれません。

淳仁天皇は天武天皇(てんむてんのう)の孫でありながら、舎人親王の第七王子であり、3歳の時に父が亡くなったため、存在は注目されていませんでした。

756年に没した聖武天皇(しょうむてんのう)の遺言により、新田部親王(にいたべしんのう・天武天皇の皇子であり、舎人親王の弟)の子である道祖王(どうそおう)が立太子(皇太子となること)されます。(淳仁天皇の従兄弟ですね。)

しかし天平勝宝9年3月29日(757年4月22日)跡を継いだ孝謙天皇(こうけんてんのう・聖武天皇の娘)により、廃されます。

どうやらこの王子、あまり素行が良くなかったようですね。

その為、同年4月4日(4月26日)に大炊王が立太子されます。

この背景には光明皇后(こうみょうこうごう・聖武天皇の后)を後ろ盾にもつ藤原仲麻呂(ふじわらの なかまろ)(後の恵美押勝・えみの おしかつ)の強い推挙があり実現しました。

大炊王は仲麻呂の進言により、仲麻呂の長男で、故人となっていた真従(まより)の未亡人・粟田諸姉(あわたの もろね)を妻と迎え、また、仲麻呂の私邸に住むなど関係を深くします。(大炊王と仲麻呂は義理の親子関係となるわけです。)

天皇へ即位

天平宝字2年(758年)孝謙天皇より譲位を受けた大炊王が即位し、淳仁天皇となりますが、同時に孝謙天皇は上皇となります。

しかし、実権のほとんどは仲麻呂が握っており、仲麻呂の専横が目立つようになります。

天平宝字4年(760年)には、仲麻呂を皇室以外で初めて太政大臣に任じています。

同年には光明皇太后が亡くなっていますが、仲麻呂は上皇や天皇を盾に平城宮の改築を実施し、翌天平宝字5年(761年)天皇と上皇は保良宮(ほらのみや)に行幸(天皇等がお出かけすること)し保良宮を「北宮」とします。

ところが、保良宮滞在中に孝謙上皇が病がちとなり、看病をしていた弓削道鏡(ゆげどうきょう)を寵愛します。

上皇との対立

仲麻呂の進言によりこれを天皇が諫めますが、上皇は烈火のごとく怒り、これにより天皇は上皇と対立していきます。

そして天平宝字6年6月3日(762年6月28日)、孝謙上皇は再び天皇大権を掌握することを目的に、「今の帝は常の祀りと小事を行え、国家の大事と賞罰は朕が行う」と宣告します。

天平宝字8年(764年)9月、上皇との対立を契機に仲麻呂は恵美押勝の乱をおこします。

天皇はこの乱に加担しなかった為、仲麻呂はやむなく塩焼王(しおやきおう・新田部親王の子)を新天皇に擁立しようとしますが、敗れてしまい、一家もろとも皆殺しになります。

同時に塩焼王も殺されました。

乱の翌月には、上皇軍によって天皇が居住していた中宮院が包囲され、そこで上皇より「仲麻呂と関係が深かったこと」を理由に廃位を宣告されます。

5日後の天平宝字8年10月14日(764年11月11日)には、親王待遇で淡路国(兵庫県淡路島)へ流されます。

結果、淳仁天皇は廃位され、孝謙上皇が重祚して称徳天皇(しょうとくてんのう)となります。

しかし、淡路の先帝のもとに通う官人らも多くおり、また都でも先帝の復帰(重祚)をはかる勢力が残っていました。

このような政治動向に危機感をもった称徳天皇は、淡路の国守に警戒の強化を命じます。

天平神護元年(765年)10月、廃帝は逃亡を図るが捕まり、翌日に院中で亡くなっています。

公式には病死と伝えられていますが、実際には殺害されたと推定され、葬礼が行われたことを示す記録も存在していません。

敵対した称徳天皇の意向により長い間天皇の1人と認められず、廃帝、もしくは淡路廃帝と呼ばれていましたが、明治3年7月4日(1870年8月20日)に明治天皇により弘文天皇(こうぶんてんのう・大友皇子)・仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)と共に淳仁天皇と諡号(おくりな)を賜っています。

明治6年(1873年)には同様に配流先で没した崇徳天皇(すとくてんのう)を祀る白峯神宮に合祀されています。

              スポーツの神様でもある白峯神宮

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スマイリー

初めまして、スマイリーです。 現在関東に住んでますが、九州から流れてきました。(笑) どうしても自由になりたいと思い、インターネットビジネスに興味を持ち、始めました。 歴史好きなので、様々な土地に行って、歴史を感じたいです。 宜しくお願いします。
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